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2011年10月18日 (火)

原発輸出の最前線、インド・ジャイタプール 「原発建設反対デモに警官隊が発砲、住民1名死亡」の背景とその後(予告編)

福島原発事故が起きた直後の4月18日、世界有数の生物の宝庫として知られるインドのジャイタプール(注1)で、警官隊が原発建設反対デモを行っていた住民に発砲、1名が死亡し8名が重傷を負う事件が起きました。

インド政府がジャイタプールに最新型の「ヨーロッパ加圧水型炉(EPR)」による原発(注2)6基の購入を予定する相手は、フランスのアレバ社。フランス政府は費用の一部について融資を支援しています。


「私たちの国から強権国家に原発が輸出される時、海の向こうでは何が起きているのか。」


事件のニュースは、福島原発事故の後、原発に疑問を抱き始めていたフランス市民の心を強く揺さぶりました。

住民死亡事故から5ヶ月がたった9月19日、ウィーンで開かれたIAEAの会合に出席したスリクマール・バネルジー インド原子力委員長は、福島原発事故の発生を受けてフランスが実施している原発安全性テストの結果が出るまでは、アレバ社との契約締結を延期することを宣言しました。しかしインド政府は原発購入に向けた前向きな態度を崩していません。

ここではジャイタプールを巡って起きた出来事を以下のように分け、次回より数回にわたって振り返ってみたいと思います。


(1)4月19日の原発建設反対デモの状況
(2)デモに至るまでの住民による原発反対運動とインド政府の対応
(3)9月にインド政府が発表したアレバ社との契約延期

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(注1)首都ムンバイから約250キロの距離にあるインド西岸の町。

地図はこちら(英語のウィキペディアより)
http://en.wikipedia.org/wiki/Jaitapur_Nuclear_Power_Project

(注2)アレバ社が開発した「第三世代型」とも呼ばれる新型原子炉。従来の原子炉より安全で長持ち(寿命は約60年)、かつ経済性が高いとされる。しかしフランス国内のフラマンビル原発、フィンランドのオルキルオトー原発などで着工した同型の原子炉建設はトラブルにより頓挫。フラマンビル原発については費用負担の増大などにより中止の声も高まっている。しかしアレバ社は別途2基の建設契約を獲得した中国・広東省で新規建設を進めている。

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