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2011年10月20日 (木)

「東京・東北のスーパーの秋魚からセシウム検出」/ルモンド紙(10月20日)

国際環境NGOグリーンピースは10月20日、関東と東北の大手スーパー(5社)から購入した魚介類60種のうち34種からセシウム134と137を検出したと発表した(注:グリーンピースのサイトでは更に、調査を行った全てのスーパーで、セシウムに汚染された魚介類が見つかったと述べています)。セシウムは、3月11日に事故を起こした福島原発から排出されたものと見られている。

グリーンピースはこの日、日本政府が食品の汚染度を国民に周知していないことに懸念を示すとともに、海産物における放射能汚染の監視を強化するよう求める声明を発表した。

調査の対象となったのは、9月4日から10月7日までの間に東京と東北のスーパーで購入された魚介類。検出されたセシウムの値は最大で1キロ当たり88ベクレルと、チェルノブイリ原発事故発生後のウクライナで設定された「1キロ当たり150ベクレル」という基準を下回る数値だった。


<参考>グリーンピースによる市販魚介類の汚染調査結果
http://www.greenpeace.org/japan/ja/earthquake/monitoring/fss1/


「今回の調査で見つかった放射能汚染の量は、日本政府が定める1キロ当たり500ベクレルという上限に比べれば少ないかもしれない。しかしこれらの食品は健康に危険です。特に、妊娠した女性や子どもたちには。」

グリーンピース日本のメンバー、花岡和佳男(海洋生態系問題担当)は述べる。

「一番心配なのは、海産物が放射能の検査を受けたのかどうかが消費者に分かるよう、ラベルのシールが張られていないことです。」

グリーンピースは、日本政府とスーパーを経営する企業に対し放射能検査を強化するとともに、食品のラベルにハッキリと放射能の汚染度を表示するよう求めている。こうすることで消費者を安心させ、かつ東北地方の漁業を助けることができると言うのである。

日本政府は市販されている食品に危険は無いと述べることで国民を安心させようとしている。しかし、大多数の消費者は福島原発周辺の地域で生産された食品を避けている。

(一部編集)

(LeMonde.Fr, AFP, Toru Yamanaka « Au Japon, Greenpeace détecte faibles niveaux de radiations dans des aliments », Le Monde, 2011.10.20)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2011/10/20/au-japon-greenpeace-detecte-de-faibles-niveaux-de-radiations-dans-des-aliments_1590649_3244.html


追記:(グリーンピースのページ復旧に伴い修正しました)

10月20日、グリーンピースによる放射能測定室「シルベク」が開設されました。今回ルモンド紙が取り上げたのは、「シルベク」が行った第一回目の調査結果です。10月20日の日本時間の夕刻、一時的にアクセスができない状況になっていましたが、現在は復旧しています(閲覧者が殺到したのでしょうか?)。

グリーンピース放射能測定室「シルベク」http://www.greenpeace.org/japan/ja/

市販魚介類の汚染調査結果
http://www.greenpeace.org/japan/ja/earthquake/monitoring/fss1/

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