無料ブログはココログ

« 「汚染瓦礫の移動と焼却により、日本中で癌が増加する」クリストファー・バズビー教授(9月27日) | トップページ | 原発輸出の最前線(7):「インド・ジャイタプールは『第2の福島』となるのか?」その2/バスタマグ・ネット(7月18日) »

2011年11月 9日 (水)

原発輸出の最前線(6):「インド・ジャイタプールは『第2の福島』となるのか?」その1/バスタマグ・ネット(7月18日)

インド政府、仏アレバ社、そしてフランス政府が世界最新型の原子炉建設を目指すインド西岸の町、ジャイタプール。4月に原発建設に反対する住民が警官に射殺されてから3ヶ月後、世界の100余りの市民団体はフランスのサルコジ大統領に対し、「ジャイタプール計画」への出資をやめるよう公式に求める公開書簡を送りました。


「ジャイタプール原発計画は世界中の人々に大きな脅威を与えている。」


サルコジ大統領への書簡について報じたバスタマグ・ネットは述べています。書簡はまた、インドと福島原発事故が多くの問題点を共有していることについても指摘しています。原発を積極的に海外へ輸出しようとしている野田首相もまた、いつかこんな手紙を世界の人々から受け取るのでしょうか。

(以下、サルコジ大統領に送られた手紙の和訳です。小見出しはフランスねこによるものです。)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


「サルコジ大統領殿、

福島での原発事故が続く中、インドのジャイタプールに原発を輸出する計画に対し、フランス政府がお墨付きを与える決定を行ったことについて、私たちが深く憂慮していることを伝えるべくこの手紙を書いています。


1. 活断層とインドの原発管理能力

ジャイタプールの原発建設予定地は、インド西岸の地震の危険性が高い地盤の上に位置しているにも関わらず、世界最大の原子力発電施設を建設することが予定されています。3つの活断層がこの地域を横切っているのに、原発の建設予定地を選ぶにあたってこれらの危険は無視されたのです。

今日インドでは19基の原子炉が稼働しており、そのうちの17基は容量220メガワット、残り2基は540メガワットの発電施設となっています。しかしジャイタプールに建設が予定されている原子炉は容量1650メガワットと、これとは比べものにならない規模を持ち、更により多くの核分裂を起こす燃料を使用する計画となっています。すなわち、これまで以上に質の高い原発の建設、運営維持管理、そして監視が求められることになります。しかし、インドにおける原発事故のデータが示しているように、比較的小さな原子炉の運営管理すら、インドではお粗末な安全管理基準や想像を絶する低い技術的レベルによって実施が難しい状況です。(そのために起きた事故のうち)最もひどい例の一つが、1994年にカイガ原発で起きた炉心溶融事故でした。

福島では4つの原子炉における事故がいまだ続いており、複数の原発監視機関が福島の事故からの教訓を分析しているところです。(ジャイタプールのような)地震発生の危険性が高い地域で、又、(インドのように)原子力技術が低い国、ひどい汚職が大きな問題となっている国で、そして原発の運営管理を監督するための独立した監督組織が存在しない国、このように複雑な原子炉の管理経験を持たない国で世界最大規模の原子力発電施設の建設に支援を行うことは、全く常道を逸した行為だと言えるでしょう。」

(続く)
(« Jaitapur, candidat à un second Fukushima ? », Bastamag.net, 2011.07.18)
http://www.bastamag.net/article1665.html

« 「汚染瓦礫の移動と焼却により、日本中で癌が増加する」クリストファー・バズビー教授(9月27日) | トップページ | 原発輸出の最前線(7):「インド・ジャイタプールは『第2の福島』となるのか?」その2/バスタマグ・ネット(7月18日) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「汚染瓦礫の移動と焼却により、日本中で癌が増加する」クリストファー・バズビー教授(9月27日) | トップページ | 原発輸出の最前線(7):「インド・ジャイタプールは『第2の福島』となるのか?」その2/バスタマグ・ネット(7月18日) »