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2011年12月22日 (木)

秋の落ち葉で深まるセシウム汚染/ビュルタン・エレクトロニック(12月16日)

日本原子力研究開発機構(JAEA)天野治氏の警告によれば、福島県南部の森林地帯では、放射性セシウム137による汚染濃度が気がかりなレベルにまで上昇している。汚染濃度は6月以降下がり続けていたが、この一ヵ月間は進展が見られない。

森林地帯における放射線汚染濃度が上昇したのは、雨が降り、樹木の木の葉が落ちた後のことだった。樹木を汚染した放射性セシウムは、木の葉に吸収された後に秋の落ち葉となって地面に落ち、土壌の汚染を広げたのである。

「木の葉が地面に落ち始めると、森林地帯の中ではマスクが必要になります」

と天野氏は述べる。こうした汚染は森林地帯にとどまらない。山や樹木から流水がそそぐ都市部もまた、汚染されている。

神戸大学大学院海事科学研究科の山内知也教授(放射線物理、放射線計測)によれば、福島市もまたその被害をこうむっている。6月には1平方メートルあたり93万1千ベクレルだった汚染濃度が、9月には、福島市渡利地区に位置する家屋の軒下で1平方メートルあたり479万4千ベクレルにまで上昇した。森林地帯が福島市の近くに位置するために、汚染はさらに拡大したのである。

福島市から70キロ離れた南相馬市の沿岸でも同じ現象が観測されている。南相馬では、現地の建設業者が周辺の山間部から流れ込む流水の放射線量が上がっていることに気づいた。

他方、南相馬市の異なる地点で観測された放射線量は、6月には毎時2.4から4.5マイクロシーベルトの間を示していたが、11月には毎時1.5から3マイクロシーベルトに推移した。これらの値は自然界に存在する放射線量の範囲にとどまっていることから、それほど深刻ではない。しかし数値が減少していない点については懸念が残る。しかし、小学校の近隣地域など幾つかの地点では放射線量が毎時20マイクロシーベルトを上回っており、深刻なレベルに達している。

(一部編集)

(« Fukushima : la contamination des forêts atteint un niveau critique », Bulletin Electroniques, 2011.12.16)
http://www.bulletins-electroniques.com/actualites/68548.htm

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