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2012年2月24日 (金)

フランス産業大臣、放射線防護服で福島原発を視察「それほどひどくない」「これからも原子力をよろしく」/ル・パリジャン紙(2月21日)

フランスのサルコジ政権下で強力な原発推進派として知られるエリック・ベッソン産業大臣。

「ベッソン大臣、福島で原子力推進キャンペーン」

リベラシオン紙は今回のベッソン大臣による福島訪問をこう報道しました。サルコジ政権の支持率は低下し続けており、次回の大統領選挙についても社会党のオランド候補に大きく差をつけられていることから、原子力業界の票固めの意味合いがあるのかもしれません。ベッソン大臣は、野田政権の原子力政策を陰で支える政治家の一人です。1月末にはパリを訪問した細野大臣と会見、廃炉期間を40年に延長した際も歩調を合わせました。今回は、リベラシオンその他の各紙とほぼ同じ内容を報じているル・パリジャン紙の記事を御紹介します。

●写真や動画はこちら(フランス語のオリジナル記事です)

http://www.leparisien.fr/tsunami-pacifique/japon-eric-besson-visite-les-ruines-de-fukushima-21-02-2012-1870911.php

(訂正とお詫び:エリック・ベッソン大臣の名前を誤って「リュック・ベッソン」と記載していたため、訂正させて頂きました。申し訳ありませんでした。リュック・ベッソンはフランスの映画監督です。御指摘下さった方、どうもありがとうございました。)
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フランスのエリック・ベッソン産業大臣は2月21日、放射線防護用の白のつなぎ服と手袋・マスク姿で福島原発第一号機を訪問した。現地では出迎えた高橋 毅(たけし)所長らと共に原発内を視察。東京電力からは感謝の言葉を受けた。ベッソン大臣は現場で事故処理にあたる作業員と東京電力の責任者に対し、

「私はこれからも安全な原子力を信じ続けます。原子力セクターにもう一度命を吹き込んでくれるよう、皆様に期待しています。」

と発言。現場では今もおよそ3000人の関係者が事故処理業務にあたっている。

「この原発で事故が起きてすぐ、フランス政府とフランスの原子力業界は日本に支援と協力を行う意思を表明したいと考えました。」

敷地内をバスで見学した一行はその後、事故で最も大きな被害を受けた第四号基の前でバスを下車(リンク先の写真は四号基前で撮影されたもの)。ベッソン大臣の感想は、

「事故が思ったほどでなくて安心した」。

ベッソン大臣が福島原発で過ごした時間は50分。2時間程の全行程で受けた被ばく量は40マイクロシーベルト。汚染の無い環境で同じ時間を過ごした場合に比べ、200倍以上高い被ばく量だった。

(抜粋、一部編集)

(Abtoine Bouthier, AFP, « Eric Besson visite les ruines de Fukushima », Le Parisien, 2012.02.24)
http://www.leparisien.fr/tsunami-pacifique/japon-eric-besson-visite-les-ruines-de-fukushima-21-02-2012-1870911.php

リベラシオン紙の記事はこちら。
http://www.liberation.fr/terre/01012391316-besson-visite-la-centrale-ravagee-de-fukushima 

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コメント

不勉強で今の産業大臣ベッソンがフクシマ公開日に訪問したとは知りませんでしたが、
これはエリック・ベッソンですよね?

どっちみちあと2ヶ月で交代のはずですが。


QUEST76さん

御指摘ありがとうございました。映画監督のベッソン監督の名前を誤って記載してしまいました。お詫びして訂正致します。引き続きどうぞよろしくお願い致します。

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