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2012年3月 8日 (木)

福島から220キロ。岩手の子どもの尿からセシウムを検出―続く食品汚染と内部被ばく/ルモンド紙・ACRO(3月7日)

「福島原発での大惨事からおよそ1年が経つ今日、福島原発から220キロの距離に住む子どもたちは、依然として放射性物質に汚染されて続けている。」

フランスの独立検査機関ACROは3月7日、このように発表した。ACROが昨年12月から今年1月にかけて尿の採集と検査を行った22名の子どもたちのうち、14名の尿からセシウム134とセシウム137が検出されたのである。


●ACROによる検査結果の詳細はこちら(ページの一番下の方にある記事です)
http://www.acro.eu.org/OCJ_jp#28 


「この検査結果は、福島原発から220キロ離れた岩手県奥州市ですら、今だに放射能による汚染が続いていることを証明しています。」

チェルノブイリ原発事故の後にフランスで設立された市民による独立検査機関の一つ(注)であるACROは強調する。

「ベラルーシの子どもたちに見られる汚染レベルほどには極端に高くないにしろ、汚染が継続していることを示しています。」

ACROの代表であるダビッド・ボワレーはこう述べる。

「こうした長期にわたる汚染は、空中に放出された放射性物質ではなく、食品汚染による内部被ばくが起きていることを裏付けています。低度ではあるものの、長期にわたる被爆が健康にどのような影響を与えるのか、が問われているのです。」

他方、自宅の庭でとれた野菜を食べるのをやめた岩手県一関市在住の4歳の少女については、セシウムによる汚染レベルが以前より大きく下がっていた。健康な子どもの場合、セシウムの体内半減期は約1ヶ月である。だが、

「一度放射能に体内を汚染されれば、癌になる危険性は確実に増加します。」

とACROの関係者は警告している。

(注)もう一つの独立検査機関は、CRIIRAD研究所。

(抜粋、一部編集)

(LeMonde.Fr avec AFP, « Des enfants sont toujours contaminés à 220km de Fukushima », Le Monde, 2012.03.07)

http://www.lemonde.fr/planete/article/2012/03/07/des-enfants-sont-toujours-contamines-a-220-km-de-fukushima_1653568_3244.html

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コメント

フランスねこさんへ
日本国内に住んでいる人々の何%の方々が 福島原発事故で核汚染をされたのか 知らないのでしょうか?
外部被爆は見ても判りますが 核汚染での内部被爆は見ても判らないだけに認識が無いのでしょうかね。
それを良いことに日本政府は核汚染されていても慰謝料等々に耐えきれないから隠蔽して子供達や妊婦の方々や 他の人々に明らかにしないとは怖い政府です。
何らかの手段で 他の方々にも現実を知らせて頂きたいと願っております。
日本政府=Nazi と思うのは私だけでしょうか……

奥田さん
メッセージをありがとうございました。私自身そうですが、目に見えない汚染、そして時間が経っても回復しない現状、という通常ではない人的災害を初めて経験して、また「何とかして元の生活を取り戻したい」という気持ちから、現実を忘れたいと無意識に思ってしまう部分があるのではないでしょうか。現実を直視するのは、大変辛いですから。チェルノブイリの事故の後、数十年にわたって汚染地域に生活する人々の意識や行動を調査したある社会学者も、同じようなことを言っていました。明日であの日から1年が経ちますが、そんなに長い時間が流れたという実感がまだわきません。私たち一人一人が普通の一人の市民として、それぞれの立場で考え発言してゆくしかないのではないでしょうか。いろいろな考えの方がいらっしゃると思いますが、できるだけ多くの情報を共有しつつ、一緒に考えてゆければと思っています。いつもなかなかすぐにお返事できなくて恐縮ですが、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

フランスねこさんへ
神戸のNPO法人で 東北地方の被災者の救済として 奈良県に於いて農業が出来 尚且つ兼業が出来る生活が送れるシステムを現在 進行中との話しです。
しかも インフラの整備も含めた内容ですが、中々 一般の報道に取り上げをされないのに残念です。
情報源はたねまきジャーナルにて発信をされておりました。
また、内容を御確認されて拡散をお願い申し上げます。

奥田さん

御連絡ありがとうございました。いつも貴重な情報を御提供頂き感謝しています。神戸のお話、おもしろそうな試みですね。私も、農家の皆様がどのような形で新しい生活を始められるのが一番良いのだろうか、とよく考えます。少しお時間を頂くかもしれませんが、拝聴させて頂きます。

ちなみに、読者の皆様と共有されたい情報やリンクなどがありましたら、簡潔な形でコメントに貼り付けて頂ければ、そのまま皆様ご覧になると思います。あまり長いもの、他者を攻撃するような内容のものはご遠慮頂いておりますが、私も拡散記事をそう頻繁には書いておりませんので、それが一番良い方法だと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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