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2012年3月12日 (月)

「福島を忘れない」フランス市民6万人がつなぐ235キロの「人間の鎖」/ロイター(3月11日)

皆様はこの日曜日をどんな風に過ごされたでしょうか。フランスでは6万人の市民たちが手をつなぎ、国土を縦断する「鎖」を作って原発の廃止を求めました。

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福島原発事故から1年を迎えた3月11日、原子力からの脱却を求める約6万人のフランス市民たちは、リヨン市とアヴィニョン市の間235キロの距離を「人間の鎖」で結んだ。


<ルモンド紙からの参考画像>
http://www.lemonde.fr/planete/article/2012/03/11/une-chaine-humaine-contre-le-nucleaire-entre-lyon-et-avignon_1656172_3244.html 
● 1枚目:原発の前で手をつなぎ「人間の鎖」を作る市民たち。
● 2枚目:鎖に参加する緑の党エヴァ・ジョリー大統領候補。


原子力に反対する市民たちはこの日のパフォーマンスの場所に、14の原発と複数の原子力施設を抱え「フランス国内で最も原子力に染まった」ローヌ地方の谷の一角を選んだ。

「私たち市民は、原子力をやめて将来のエネルギー政策を自分たちの手に取り戻すために、自ら行動を起こす準備ができています。たとえ原子力の問題が、これまで決して民主的な議論の対象になって来なかったとしても、です。」

「原子力をやめる会」(Sortir du nucléaire)のローラ・アモはこう述べる。

「フランスには、例外となる責任があるのです。」

人間の鎖の先頭に立ったアモは、こう付け加えた。

「原発ロビーは(「原発」という)この産業の『宝』を守ろうとするでしょう。そして、そのためにはどんな嘘をつくことも厭おうとはしないのです。」

国道7号線に刻み付けられた「鎖」の中に、まだ学生のマリーンという少女がいる。マリーンは「フランスの原子力施設全てに対する不安」を表現するためにやって来た。

「南部鉄道」会社の労働組合員であるフィリップ・ギテールは、

「私たち鉄道員は放射性廃棄物を運ぶ特別列車『キャスター』を通じて、直接被ばくの危険にさらされています」

と指摘する。

「放射性廃棄物を運ぶ列車は周囲60メートルの距離まで中性子を飛ばして、鉄道会社の関係者はもちろん、鉄道の利用者や周囲の住民までも危険にさらすのです。」

緑の党から大統領に立候補を予定するエヴァ・ジョリー氏はこの日、モンテリマールのクルアス原発の正面で「鎖」に参加することを選んだ。

(Catherine Lagrange, « Une chaîne de 60 000 personnes contre le nucléaire sur la N7 », Reuteurs, 2012.03.11)

●こちらの記事にも、鎖をつくる市民たちの写真が掲載されています。ぜひご覧ください。

http://www.boursorama.com/actualites/une-chaine-de-60-000-personnes-contre-le-nucleaire-sur-la-n7-28e3b49039a1b44b347a32c210bca76f

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コメント

フランスねこさんへ
フランスではマスコミが機能を果たしていますね。
日本のマスコミは外国での活動は数秒しか報道せず ましてや日本国内のデモンストレーションは一切 報道しないのには残念です。
しかし、そんな圧力に負けずに息を長く強かに 生きる権利を取り返したいと頑張るのみです。 日本国民だけでなく世界中の人々との絆を大切に

奥田さん

コメントをありがとうございます。フランスの友人たち(本当に普通の知り合いの方たちですが)からは直前まで「3月11日!」「人間の鎖!みんなで行くよ!」と続々とメールでの連絡が来ていました。各地に根付いた市民団体の支部が果たした役割も大きかったのではないでしょうか。原子力を自分たちの地元の問題としてとらえて行動していると思います。「日本のこと、あなたのことを考えました。」と3月11日に連絡をくれた方もいました。本当にありがたいことだと思います。こうして日本とフランスもまた、つながっています。引き続きよろしくお願い致します。

フランスねこさんへ
色々と政府の対応などを見ていると日本全国に核汚染物質ゴミの拡散をさせようと画策しています。
まずは 東北地方の瓦礫処理を圧力かけてまで 推し進めて 予め基本的な形を構築して 最終処分地が決まらない核汚染物質のゴミも各地方へ押し付けようと考えているようです。
地方自治体には高額な補助金に魂を売って住民などの命を奪い 自然破壊までも起こし 日本全国を壊滅すると考えています。
それを止めさせる為にも徹底的に声を上げ 意思を示さないと日本全国には人々が健康に住めなくなります。
自分たちの命を守るのは自分自身です。
気持ちを強く持って命を守る事をしてください。

奥田さん

御連絡ありがとうございます。
瓦礫の処理は大変難しい問題だと思います。「瓦礫」とひとまとめにして良いのかどうか。IRSNも100mSVの被曝以下は統計上の因果関係を明確に証明できないので、被曝しても証明が難しい、と福島事故から1年を迎えたこの機会に発表した報告書の中で改めて述べていました。本当に国民の健康と安全を守れるのでしょうか。独立した科学者を交えた検証が必要だと思います。

こんにちは。
「人間の鎖」に参加できなかったですが心は参加していました。
瓦礫問題これから本当に深刻な問題だと思います。
震災がれきの拡散反対のオンライン署名今月23日までだそうです、ぜひ反対の方署名お願いします。
これからの子供達の健康のために宜しくお願いします。

http://houshanou-shomei.seesaa.net/

ユキさん

貴重な情報をありがとうございました。私は人間の鎖、参加してきました!初めてでしたが、いろいろと初めて知ること、考えることがありました。瓦礫の問題、地道に考え行動してゆくしかないようです。引き続きどうぞよろしくお願い致します。

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