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2012年5月 8日 (火)

フランス電力公社、内部文書にて「国内31箇所の原子炉で冷却設備の耐久性に不安」/AFP(5月2日)

フランス電力公社(EDF、フランス国内最大の電力会社)は同社の内部文書で、国内に59基ある原子炉のうちの31基について、「原子炉内に冷却水を流す主要冷却水路に取り付けられている鉄製弁の耐久性に不安がある」と言及した。5月2日、パリにベースを置く全国組織「原子力をやめる会」(注)が明らかにした。AFPからの問い合わせに対しフランス電力公社は、「即時の回答は見送りたい」と答えた。

発表を行った「原子力をやめる会」によれば、フランス電力公社はその内部文書の中で、特に出力900メガワットの31箇所の原子炉において、主要冷却水路の弁が高温による金属の劣化により摩耗しやすく、激しく破砕する可能性があると指摘している。主要冷却水路の弁には、流量を調節する仕切弁が含まれている。

フランス電力公社によるシナリオでは、高温による老朽化によって弁が破砕された場合、主要冷却水路の水が大幅に失われる可能性があるという。過酷事故が起きた場合には弁は最短90分で破砕し、現場の作業員はいかなる対応も不可能となり、短い時間の間に周囲の環境への大規模な汚染が起こる危険性がある。

「原子力をやめる会」によれば、フランス電力公社は自らが「不安がある」と考えている118の弁の交換を最優先事項とは考えていない。弁の取り換えは電気技師による単純な作業で実施可能であるにもかかわらず、2015年まで完了しない見込みだとういう。

(抜粋、一部編集)

(注)「原子力をやめる会」(Sortir du nucléaire)
http://www.sortirdunucleaire.org/ (仏語です。日本での全原発停止のニュースが最新記事として掲載されています。)

(« Nucléaire : des documents internes d’EDF révèlent des doutes sur des robinets », AFP, 2012.05.02)
http://www.romandie.com/news/n/_Nucleaire_des_documents_internes_d_EDF_revelent_des_doutes_sur_des_robinets83020520121931.asp

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コメント

フランスねこさん
いつも情報を ありがとうございます。
大飯原発問題は福井県知事が非公開で県の安全委員会を非公開で再稼働を認めたようです。
住民の反対が60%を越えているのに そこまで民意を無視する県知事と町長は福島原発事故被害の現実を無視してまで利権にしがみつくとは…… 人々の尊い命を金で売るとは なんと言う悪魔かと思います。

奥田さん

コメントをありがとうございました。
やはり現状とは違う政策を打ち出せる人を選ばなければならないということでしょうか。

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