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2012年8月 7日 (火)

日本における原子力への異議、前代未聞の広がり(その2)/ルモンド紙(8月5日)

●広がる「紫陽花(あじさい)革命」

原発に反対する市民らの運動を報じない日本メディアによる故意の沈黙と、運動の規模を小さく見せようとする警察の努力にもかかわらず、「紫陽花革命」にはますます多くの人が参加し始めている。

市民による原発反対運動に先鞭をつけたのは、(福島原発事故の翌日である)2011年3月12日に東京電力本社前で行われた約20人の市民による抗議行動だった。運動は2011年9月、原子力政策を所管する経済産業省前へのテント設置により明確な形を持つものとなった。テントを通じた抗議行動は今も経済産業省前で続けられている。2012年3月29日、13の市民団体がつくる首都圏反原発連合は、首相官邸前で原発に反対する抗議行動を行った。以来、毎金曜日、家族連れを含む多くの市民が参加する形で抗議デモは続けられている。

抗議の声は、政府が大飯原発の再稼働を決定した6月16日以降更なる高まりを見せており、音楽家の坂本龍一氏や鳩山由紀夫元首相などの著名人も参加している。運動の成功は、7月28日の緑の党結成にもつながった。

8月3日、3千人の市民が新たに大飯原発の停止を求める抗議を行った。市民たちは同時に、原子力規制委員会の委員長候補として指名されている田中俊一氏への指名を見直すよう求めている。田中氏は原子力委員会の元委員長代理であり、「原子力ムラ」の重要な一員と見なされている。田中氏は2011年、原子力委員会で公職についていた時期に原子力を推進するための資金を受け取っていたと見られている。同氏への指名は、与党民主党内でも大きな反発を招いた。

(その3に続く)

(抜粋、一部編集。小見出しはフランスねこが付けました。)

●元の記事:フィリップ・ムズメール特派員(福島)、「日本における原子力への異議、前代未聞の広がり」ルモンド紙/8月5日
(Philippe Mesmer, « Au Japon, la contestation de l’atome prend une ampleur inédite », Le Monde, 2012.08.05)
http://leblogdejeudi.wordpress.com/2012/08/04/au-japon-la-contestation-de-latome-prend-une-ampleur-inedite/(leblogdejeudiに転載されたもの)

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