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2012年9月 5日 (水)

米国:格安シェール・ガス出現で原子力の競争力が急降下 フランス電力公社、米国での原発建設を予定せず/ルモンド紙(9月5日)&ラ・トリビューン紙(8月31日)

米国の原子力規制委員会は8月30日、フランス電力公社(仏最大の電力会社)が提出していたメリーランド州カルバート・クリフにおける最新型原子炉EPR(欧州加圧水型炉)の新規建設についての申請を却下した。米国の法律は外国籍企業主体の原発建設を禁じているが、フランス電力会社は2010年に米国企業との連携を解消(注)、ラ・トリビューン紙によれば今回の却下は事前に予想されていた。なぜフランス電力会社が事前に申請を取り下げなかったのかは不明だが、米国では格安シェール・ガスの出現により原子力が競争力を失っており、フランス電力公社はこれを踏まえ2010年以降は米国でのEPR(欧州加圧水型炉)建設を計画していない。

(注)フランス電力公社は2010年、米国にて共同企業体ユニスターを結成した際の米国籍パートナー・コンステラシオン・エネルギー社を買収、米国籍企業とのパートナー関係については解消するに至った。

● 元の記事
1.「フランス電力公社、米国にEPRを建設できず」/ルモンド紙(9月5日)
(« EDF ne pourra pas construire d’EPR aux Etats-Unis », Le Monde, 2012.09.05)

2.「原子力:米国政府、フランス電力公社の事業を『落第』に」/ラ・トリビューン紙(8月31日)
(« Nucléaire : l’administration américaine retoque le projet d’EDF », La Tribune, 2012.08.31)
http://www.latribune.fr/entreprises-finance/industrie/energie-environnement/20120831trib000717235/nucleaire-l-administration-americaine-retoque-le-projet-d-edf.html

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