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2012年10月23日 (火)

スイスへと向かう再処理済み放射性廃棄物/ラ・コート(10月17日)

アレバ社が再処理を行ったスイスの高放射性廃棄物は水曜日の午後、ラ・マンシュ県ボモン・アーグ(フランス北西部、注)からスイスに向けて出発した。ボモン・アーグにあるアレバ社の放射性廃棄物再処理工場の広報担当者によると、放射性廃棄物を載せた列車は「一日か二日かけて」目的地に到達する見込み。

3つの列車車両に搭載された放射性廃棄物は、「(スイスの首都)チューリヒと同規模の都市で使用される電気約12年分を発電するのに必要な放射性燃料」から生じたもの。アレバ社によれば、厚さ40センチの金属に包み移送することになっている。

フランスの原子力に反対する市民団体によれば、今回の輸送は2001年以来8回目、308個目の放射性廃棄物返却にあたる。これまでに全体の71%にあたる放射性廃棄物がフランスの再処理工場からスイスへと返却されており、2015年には完了する見込み。今回スイスへと輸送された放射性廃棄物は、放射性廃棄物一時貯蔵庫に保管される。

アレバ社は放射性廃棄物の96%について、プルトニウムとウランなどの物質を含んでいる事から核燃料として再利用可能であると主張している。しかし環境保護を訴える関係者らは再処理により作られた放射性燃料について、燃料としてそれほど適していない他、より深刻な汚染を引き起こすことからほとんど使用されていない、と指摘している。

(注)ラ・マンシュ県ボモン・アーグはフランス北西部の大西洋岸にある港町。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Beaumont-Hague
ボモン・アーグにあるアレバ社の放射性廃棄物再処理工場
http://fr.wikipedia.org/wiki/Usine_de_retraitement_de_la_Hague


●元の記事:「フランス:放射性廃棄物列車、スイスへ出発」/ラ・コート(10月17日)
http://www.lacote.ch/fr/en-continu/france-depart-d-un-convoi-de-dechets-radioactifs-vers-la-suisse-0-1052134

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