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2012年10月 1日 (月)

原発廃止を目指すスイス、電気暖房の「追放」へ/エコノミー・マタン(9月26日)

今日フランスでは、全世帯のうち31%の家庭が電気による暖房を使用している。又、2009年に着工した新築住宅の80%に電気暖房が設置されている。他方、理論上は「地球に優しい」とされるヒートポンプ(外部の空気や地表の熱を使った発電装置)もまた、熱狂的な人気を誇っている。

<参考>「ヒートポンプとは」(「ヒートポンプ備蓄センター」HPより)
http://www.hptcj.or.jp/study/tabid/102/Default.aspx

「地球に優しい」というのは、ヒートポンプもまた電気で動く、という点を別にすればの話だが。

その一方で、私たちの隣人であるスイス人たちは「コードを切る」(フランス語で「独立する」という意味も含む)ことを決めた。コード、というのは電気コードのことだ。スイス連邦議会は今後15年以内に電気による暖房をスイス国内から「追放」することを目指す法案を可決した。スイスでは全国330万世帯のうち25万世帯が電気暖房を使用している。政府は今後これらの世帯に経済的な支援を行い、暖房の電力源を転換するよう促す予定だ。

今回の決定が実際に施行されるまでには、今後更に国会内の審議を経て正式に法律として公布されなければならない。最終的な法律はスイスが既に実施を決定している原子力廃止のための実施計画に添付される。スイスは今後20年以内に原子力発電を廃止し、国内に豊富にある水を利用した水力発電へと切り替えることを予定している。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「原発廃止を目指すスイス、電気暖房を「追放」」エコノミー・マタン(9月26日)
(« Pour sortir du nucléaire, la Suisse bannit le chauffage électrique », Economie Matin, 2012.09.26)
http://www.economiematin.fr/eco-digest/item/1495-chauffage-electrique-utilisation-france-suisse

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