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2012年10月31日 (水)

頻発する原発事故―インド政府、IAEAに事故基の査察を要請/ロマンディ・ニュース(10月29日)

国際原子力機関(IAEA)は10月29日、インド北東部のジャイプール州にあるラジャスタン原発の査察を開始した。今回の査察はインド政府による初の要請に基づくもので、IAEAがインドの原発を査察するのは今回が初めてとなる。同原発は今年に入り複数回にわたる放射能漏れ事故を起こしており、数十名以上の原発作業員が被ばくの被害を受けている。

12人のメンバーからなるIAEA査察団は、11月15日まで事故を起こした原発の査察を行う予定。特に、原発内での作業の状況、安全管理の手順、各種機材の稼働状態の確認に力点を置く。

ラジャスタン原発では6月23日に最初の放射能漏れ事故が発生、原子炉の冷却管路でメンテナンス作業を行っていた作業員38名が被ばくした。ラジャスタン原発の幹部によれば、被ばくした作業員のうち2名はインド政府が定める一年間の被ばく許容量の上限に相当する量の放射線を浴びたが、全員職場に復帰したという。二回目の事故は7月19日に発生、不具合が発生した管のつなぎ目の修理にあたっていた4名の作業員が新たに被ばくした。

インドは主な発電源を石炭に頼っており、新たな電力源を積極的に探し求めている。原子力は現在インドにおける発電量の3%を占めるが、インド政府は今後2050年までに原子力の割合を25%にまで増加させたいとしており、日本を含む複数の国々の技術的支援を得た原発の新規建設事業が検討中もしくは進行中だ。他方インドでは人為ミスや維持管理の不備による事故が相ついでおり、環境問題に取り組む関係者らはインドにおける原発の安全基準について懸念を表明している。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「IAEA、最近起きた2件の事故を受け、インドの原発を査察」/ロマンディ・ニュース(10月29日)
http://www.romandie.com/news/n/_Inde_l_AIEA_inspecte_une_centrale_nucleaire_apres_deux_incidents_recents85291020121326.asp

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