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2012年12月28日 (金)

ヨーロッパ緑の党、福島でのIAEA国際会議に抗議「福島での原子力会合開催は品位を欠く行為」その2/ラ・プロヴァンス(12月15日)

「その1」から続きます。

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仏ラ・プロヴァンス紙のメロディー・テスティ記者が、福島を訪問中のヨーロッパ緑の党パスカル・ドゥラン事務局長にインタビューを行いました。

●「福島への訪問は今回が初めてですか?」

そうです。そして私がヨーロッパ緑の党の事務局長として行う最初の外遊でもあります。フランスでエネルギー政策の転換に関する議論が始まっている今の時期に福島を訪問することは大きな意味があります。IAEAが日本、それも福島で会合を開いている今この時に、ここ福島にいることが重要なのです。IAEAが福島で会合を開くなどということは、品位を欠く行為と言わざるを得ません。


●「今日、何を御覧になりましたか?」

一番に心に思い浮かぶのは、住民関係者が口々に語った(日本政府が福島の住民に対して行った避難の可否等に関する)信じられない内容の決定と、市民らの口をふさぐ「沈黙の掟」です。住民たちの証言によれば、汚職や不正も蔓延しています。お金にものを言わせて一部の人々の口をふさいでいるのです。

私たちは福島での事故が起きて以来、素早く情報を入手していました。だから現状については既に知っていました。しかし関係者からの証言を聞いて、問題の程度があまりにもひどいことに驚いています。福島原発での事故処理作業の開始以来、線量計を不正に操作して請負労働者に放射線被曝量を偽るよう要求しているという話を耳にしました。人を殺すというところまでやるとは思いませんでした。


●「パリに帰られたら何をされますか?」

(一方でIAEAのような)原子力業界による国際組織が存在しているわけですが、他方で全ての国の市民が国際的に手をつなぎ互いを支えあってゆく組織が存在するということが非常に重要です。今回私たちが福島で得た様々な出会いは、非常に有益でした。これは日本の市民たちに、ヨーロッパが彼らを応援していることを知ってもらう機会でもあるのです。今日、福島は重要な「痕跡」として存在しています。福島で起きた原発事故は、原子力がこれより先に進んではいけない、という非難のメッセージの表れなのです。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「ラ・プロヴァンス紙記者による福島同行記録」/ラ・プロヴァンス(12月15日)
(« Carnet de bord d’une journaliste de La Provence à Fukushima », La Provence, 2012.12.15)
http://www.laprovence.com/article/monde/carnet-de-bord-dune-journaliste-de-la-provence-a-fukushima

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コメント

フランスねこさん、ブログに転載させていただきました。
http://www51.atwiki.jp/omotochikatatsuya/pages/74.html
いつもありがとうございます♪
福島における福島県立医大やIAEAによる事故被害隠ぺい工作について、日本のマスコミはまったく報じようとしませんので、貴重な記事です。

レイナさん
御連絡ありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。

大本さん
こちらこそ、いつもありがとうございます。
早師走ですね。来年もどうぞよろしくお願い致します。

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