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2012年12月28日 (金)

ヨーロッパ緑の党、福島でのIAEA国際会議に抗議「福島での原子力会合開催は品位を欠く行為」その1/ラ・プロヴァンス(12月15日)

ヨーロッパ・エコロジー・緑の党(以下、「ヨーロッパ緑の党」。(注)参照)の議員団は12月15日、原子力に反対する世界会議「Free Nuclear Now」に出席するため日本を訪問した。今回の会議は、同時期に日本で開催された国際原子力機構(IAEA)閣僚会合に対抗し開かれたもの。議員団にはヨーロッパ緑の党のパスカル・ドゥラン事務局長はじめ複数の議員らが参加した。現地に同行したラ・プロヴァンス紙のメロディー・テスティ記者が福島より行った現地報告の一部を紹介します。

<参考>ヨーロッパ緑の党議員らによる福島訪問の様子
福島の関係者による証言、機動隊を前にIAEAへの抗議行動に参加するヨーロッパ緑の党の議員たちの様子(画像・動画)はこちら。
http://www.laprovence.com/article/monde/carnet-de-bord-dune-journaliste-de-la-provence-a-fukushima

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現地での第一日目、ヨーロッパ緑の党議員団は福島市から南相馬市にかけての避難指示区域/警戒区域をバスで訪問、福島原発より35キロの距離にある飯館村をはじめとする地域からの避難者の証言に耳を傾けた。

12月15日土曜日朝、IAEA閣僚会合の会場である郡山市議会議事堂の前では原発に反対する市民らによる抗議行動が行われていた。IAEA会合にはフランス政府からもデルフィーネ・バト環境・持続可能な開発・エネルギー大臣が参加している。

フランスからの議員団は抗議行動を行う市民らに合流した。参加している市民らの数は100人足らず。IAEAの広報担当官に請願書を手渡している。福島での原発事故にも関わらず、抗議に参加している人の数は多いとは言えない。機動隊の隊列を押し返そうとする象徴的な素振りを見せた後、デモに参加する市民らはオリビエ・フロロンス議員を先頭に黙って議事堂の門へと歩き始める。メッセージを伝えるためだ。大弾幕に「再稼働反対」「IAEAにノー」「子どもを守れ」「原発を停止せよ」といったスローガンが書かれているのが見える。

フランスの環境・エネルギー大臣が建物の中でIAEA会合に出席しているその時に、ヨーロッパ緑の党パスカル・ドゥラン事務局長は日本の市民らのかたわらでIAEAへの抗議に参加している。数時間前、ドゥラン事務局長はバト大臣に会談を申し入れた。しかし大臣からは何の返事も無い。ドゥラン事務局長が自分の携帯電話からツィートし始めた正にその時、大臣からドゥラン事務局長に突然電話が入る。バト大臣はフランスからの議員団と福島県内の原発に反対する自治体代表者らに万難を排して面会すると約束する。福島県内の原発に反対する自治体代表者らは、IAEA閣僚会議に対する反対会合の開催を午後に予定している。

この時、地面が揺れ始めた。震度3の地震だと人々が我々に説明している。いったん中断された会議が再会する。日本では、地震は日常の一部だ。地面が揺れている。全てが、何事もなかったかのように普段通り進んで行く。

(その2に続く)

(抜粋、一部編集)

(注)ヨーロッパ緑の党は社会党とともに現フランス政権の連立与党を構成。与党内において原発推進派への牽制役をつとめている。

●元の記事:「ラ・プロヴァンス紙記者による福島同行記録」/ラ・プロヴァンス(12月15日)
(« Carnet de bord d’une journaliste de La Provence à Fukushima », La Provence, 2012.12.15)
http://www.laprovence.com/article/monde/carnet-de-bord-dune-journaliste-de-la-provence-a-fukushima

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