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2013年1月11日 (金)

中国を前に戸惑うフランス原子力ムラ:魅惑の巨大市場は将来の商売敵/ルモンド紙(1月10日)

原発の輸出において、原子力技術の海外移転は必要不可欠の要素だ。しかし原発の国際市場で生き残ってゆく上で、この技術移転は危険を伴っている。

ピエール・モスコヴィッチ経済・財政大臣は1月8日、中国への短期訪問を終え帰国した。今回のモスコヴィッチ大臣による訪問の表向きの理由は、ユーロ経済やフランスの競争力に対する中国の不安を鎮めるというものだ。しかし今回の訪問にはもう一つの目的があった。中国への原子力技術の移転に対しフランス国内で沸き上がっている否定的な議論への、中国政府の反発を和らげるというものだ。

フランス電力公社(EDF)は残酷な板挟みのただ中にある。フランスにとって、中国は自国の原子力業界の将来の大部分を担う市場だ。しかし顧客である中国は、自前の原子力企業経営を究めるために必要な外国の原子力技術を全て自分のものにしたいという意思を隠さない。

フランスの電気技師たちはどこまで将来の自分の競争相手たちと技術を分け合うべきなのだろうか。一部の官僚幹部や関連省庁の技術アドバイザーらは、中国への原発輸出契約を通じた知的所有権の侵害問題を挙げてフランス電力公社のアンリ・プログリオ代表取締役を攻撃している。フランス政府は今のところプログリオ代表取締役を現在のポストにとどまらせることを決めた模様だ。ただし厳しい監視体制の元に同氏を置くという条件つきで、である。

(以下2つの記事より抜粋、一部編集)

●元の記事「原子力:中国の黄金郷で罠にはまるフランス」、「中国における原子力のジレンマ」ルモンド紙(1月10日)
(« Nucléaire : la France dans le piègede l'eldorado chinois», Le Monde, 2013.01.10)

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コメント

福島原発事故現場のハッピーさんからのTwitterで福島2Fの工事計画の内容が再稼働を考えているのではと疑念を抱いているようです、一度 確認して下さい。
もし そうならば東電と日本政府は気が狂ったのでしょうか?

奥田さん

お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。御連絡ありがとうございました。福島第二の再稼働は有り得るのでしょうか。疑問ですが。。ウォッチしてゆきたいと思います。寒い日が続きますが、どうかお体に気をつけてお過ごしください。

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