無料ブログはココログ

« スペインで風力発電が原子力発電を凌駕/ラ・クロ(1月30日) | トップページ | 仏会計検査院、電力会社社員への過剰待遇に苦言/ルモンド紙(2月11日) »

2013年2月11日 (月)

被害総額53兆円、原発難民10万人―仏政府機関、「第二のフクシマ」による想定被害の全容を発表/ルモンド紙(2月10日)

フランスで福島原発事故と同様の炉心溶融事故が起きれば、日本でのケースを遥かに上回る被害額と被害者数が予想される(注)。フランス放射線防護原子力安全研究所は2月6日、2基の原子炉における炉心溶融による大量の放射性物質拡散と8万人にのぼる「原発難民」を生み出した福島原発事故の発生から約2年を迎えたのを期に、福島事故と同様の事故がフランス国内で起きた場合の被害の詳細に関する研究結果を発表した。同研究所は報告書の結論において、容量900メガワットの原発1基で炉心溶融が起きた場合の総被害額を4300億ユーロ(約53兆円)、事故による難民数を約10万人、除染費用を1100億ユーロ(13.6兆円)と指摘した。

今回の分析を担当した経済学者のパトリック・モマル研究員は2005年より研究に着手。総被害額の算定においては周囲への環境汚染のみならず、人的犠牲や経済への悪影響、諸外国への国境を超えた放射能汚染の被害についても考慮を行った。

(抜粋、要約)

(注)フランス放射線防護原子力安全研究所は今回の試算において原発1基のみにおける炉心溶融事故を想定しており、福島同様の事故がフランスで発生した場合により甚大な被害が起きることを予想しているというよりは、個別の補償額や避難を要する住民数の算定数が異なる事により被害総額に違いが出ているという見方も可能である。

●元の記事:「福島事故と同タイプの原発事故によるフランスへの被害額は4300億ユーロ」/ルモンド紙(2月10日)
( « Un accident nucléaire du type de Fukushima coûterait à la France 430 milliards d’euros », Le Monde, 2013.02.10)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/02/07/un-accident-nucleaire-du-type-de-fukushima-couterait-a-la-france-430-milliards-d-euros_1828154_3244.html

« スペインで風力発電が原子力発電を凌駕/ラ・クロ(1月30日) | トップページ | 仏会計検査院、電力会社社員への過剰待遇に苦言/ルモンド紙(2月11日) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« スペインで風力発電が原子力発電を凌駕/ラ・クロ(1月30日) | トップページ | 仏会計検査院、電力会社社員への過剰待遇に苦言/ルモンド紙(2月11日) »