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2013年2月 6日 (水)

「半減期7億年」、「オリンピック競技用プール30杯分」:フランスの中・高度放射性廃棄物の地下の「墓場」設置に関する公開討論会始まる/フィガロ紙(2月4日)

フランス国内で排出された最も高レベルの放射性廃棄物を安置するための巨大な地下貯蔵庫の建設に先立つ公開討論会が、今週より貯蔵庫建設予定地のビュール村(注)にて、一般市民を交えて開始される。デルフィーネ・バゾ環境大臣は同村における経済発展を話し合うための会合に出席、何百年以上にもわたって高い放射線を発し続ける危険な廃棄物を当該地域の地下に保管可能かどうかを探るための地下500メートルにある実験施設を訪問する。

放射性廃棄物に含まれ長期にわたり高い放射線を発し続ける物質のひとつ、ウラン235の半減期は7億年。こうした中・高度の放射性廃棄物でかつ長い半減期を要する物質は、フランス国内で出される放射性廃棄物の全体量の3%、放射線量にして全体の99%を占める。現在ビュール村に建設が計画されている地下工業性放射性廃棄物貯蔵施設は、フランス国内に存在する全ての原発を廃炉にした場合に排出が見込まれる中・高度放射性廃棄物計8万平方メートル―オリンピック競技用プール約30杯分―を密閉できるよう設計されている。同施設の公式建設費用は、150億ユーロと見積もられている。

(抜粋、要約)

(注)ムーズ県ビュール村はフランス北東に位置する人口94人の村。
http://www.google.co.jp/search?q=Bure+France&hl=ja&client=safari&tbo=u&rls=en&tbm=isch&source=univ&sa=X&ei=_lMSUYWoJISrkgWB2YDYCg&ved=0CDEQsAQ&biw=1280&bih=633
同村における廃棄物貯蔵庫の建設可能性を探るための地下の実験室は、見学も可能。

●元の記事:「放射性廃棄物:100年越しの建設現場に届いた突然の送り荷物」フィガロ紙(2月4日)
(« Déchets nucléaires : coup d’envoi pour le chantier d’un siècle », Le Figaro, 2013.02.04)
http://www.lefigaro.fr/societes/2013/02/03/20005-20130203ARTFIG00164-dechets-nucleaires-coup-d-envoi-du-chantier-cigeo.php

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コメント

お久しぶりです。
今後も情報を期待しております。

再開、お待ちしていました。宜しくお願いします。

余りに非現実的。かつ、無謀。原子力にはこうした問題が常に付きまとっている事を意識しなければならないと改めて感じました

既に手を付けてしまった技術。既に発生している答えの無い問題。

人類はそれにどう回答してゆけば良いのでしょうか?

奥田さん、いけださん

こんにちは。こちらこそ、いつも有意義なフィードバックを頂きありがとうございます。
またマイペースで続けて行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

その処理に数億年を超える時間を要する厖大な量の危険な廃棄物。でも今止めなければ、問題はもっと大きくなってゆくでしょう。私たち一人一人の肩に、それぞれの形での責任が乗っているのだと思います。

まだまだ寒さが続きますが、どうか風邪などひかれませぬよう、お元気でお過ごしください。

フランスねこさん、お帰りなさい!
待っていました。
また、新たな記事、楽しみにしています。

大本さん

ありがとうございます。長い間お休みしてしまい申し訳ありませんでした。またマイペースで続けて行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

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