パリ本店前―市民ら、ソシエテ・ジェネラルの原発融資に抗議/ラ・ヌーベル・レプブリーク(6月30日)
「ソシエテ・ジェネラルは原発への融資をやめよ!」
環境市民団体「地球の友」の呼びかけで集まった十数人の市民らは6月29日、フランスで最も歴史あるメガバンクの一つ、ソシエテ・ジェネラル(注)の本店前で原発事業からの撤退を求める抗議行動を行った。
市民らはソシエテ・ジェネラルがロシアのカリニングラード原発の建設に融資を決めたことに対し抗議している。カリニングラードでの原発建設については、いいかげんな環境影響調査、汚職、事故の危険性等の問題が指摘され物議をかもしている。同事業については資金不足で他行が融資から撤退する中、ソシエテ・ジェネラルが支援を決めた経緯がある。
「高い費用がかかる上に、何の役にも立たない無駄な事業です。」
デモに参加した市民らはこう述べて巨大銀行を非難した。同様の抗議は既にフランス全土で起きている。
(抜粋、一部編集)
(注)ソシエテ・ジェネラルは1864年創立された。
(参考)日本では過去に、三菱UFJ、みづほ、三井住友などの各銀行を通じ多額の原発融資がなされてきた。
http://agora-web.jp/archives/1509284.html
●元の記事:「ソシエテ・ジェネラル前で原発反対の抗議行動」/ラ・ヌーベル・レプブリーク(6月30日)
(« ANTI-NUCLÉAIRE Manifestation devant la Société Générale », La Nouvelle République, 2013.06.30)
http://www.lanouvellerepublique.fr/Indre-et-Loire/Actualite/Politique/n/Contenus/Articles/2013/06/30/ANTI-NUCLEAIRE-Manifestation-devant-la-Societe-Generale-1531017
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