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2013年7月15日 (月)

中国政府、市民らの大規模抗議デモに核燃料工場建設を断念/BBC Global News(7月13日)

中国の市民らは政府に対し、核燃料生産工場の建設を断念させることに成功しました。

中国南部の都市、江門市(香港より約120キロ)で続いていた核燃料生産工場の建設中止を求める市民らによる抗議デモを受け、7月13日、地元政府は計画の取り消しを宣言しました。BBCは同日、このニュースをトップ・ニュースの扱いで報じました。

7月12日、江門市の政府庁舎前には千人以上の市民が集結。ウラン精製濃縮工場の建設中止を求めて抗議のデモを行いました。市民らは工場建設が健康に悪影響を及ぼすとして撤回を求めています。

●政府の計画に抗議する市民の様子(1分12秒〜/音声、解説は英語です)
http://www.bbc.co.uk/podcasts/series/globalnews

「原子力施設の建設には反対です。政府はこの核燃料生産工場を私の家の前に建てようとしているのです!」

「政府は私たちの命を脅かすような事業を、私たちの同意も得ずに行おうとしています。」

政府は市民からのこうした抵抗に屈し、計画を撤回しました。中国では経済発展の過程で発生した環境破壊と汚染の問題に対し市民らから怒りの声が上がっており、政府による環境破壊事業に反対し毎月数多くの抗議運動が起きています。今回の抗議デモはその中でも大規模なものの一つとなりました。

中国政府は今回の建設計画に600億ドル(約6兆円)の予算配賦を予定。住民からの合意取り付けに際し当初10日間の協議期間を設定しましたが「時間が足りない」との声があがっていました。市民からの抗議に直面し政府は更に10日間の協議期間延長を提案。しかし最終的に計画自体の断念に追い込まれました。中国政府は市民らが環境問題に敏感になっておりソーシャル・メディア等を通じて連携し大規模な抗議が行われる可能性を恐れたとみられている。

(抜粋、一部編集)

●元の記事「中国の『ピープル・パワー』が成功」/BBC Global News(7月13日)
http://www.bbc.co.uk/podcasts/series/globalnews

※この記事はルモンド紙はじめ各種の国際メディアを通じ報道されました。今回は特に市民の声を直接紹介しているBBCの記事を御紹介させて頂きました。

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