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2013年8月27日 (火)

アイナメ 15万ベクレル/キロ、カサゴ 25万4千ベクレル/キロ:福島近海と食物連鎖の汚染、続く/テレビFrance24(8月21日)

福島原発での大惨事から2年以上が経過した。しかし福島周辺の海域は高濃度の放射性物質に汚染されたままだ。日本の海産物における食物連鎖を通じた汚染は今も続いている。非常に深刻な健康被害を引き起こしながら。

アイナメ、1キロあたり15万ベクレル。カサゴ、1キロあたり25万4千ベクレル。福島原発の浜辺での釣りはお勧めできない。

もちろん、2011年3月以降、私たちはこうなることを知っていた。事故を起こした原発周辺の海底は壊れた原子炉から出る放射性物質を免れることはできない。毎月日本人関係者が実施している調査でも、周辺海域に生息する動物や魚介類から異常に高濃度のセシウム134と137が検出されている。

これまで事故の被害を過小に見せていた東京電力は8月21日、初めて公式に300トンの高度汚染水の流出と環境被害を認めた。極めて憂慮すべき事態である。

日本政府は福島原発の周辺海域で取れる魚の40%が放射能汚染により消費に適さないとしており、36種の魚介類を販売禁止に指定している。日本政府は更に、福島原発周辺の海底に高さ2メートルの壁を建設し、高濃度の放射性物質に汚染された海の動物たちが海岸に近づくのを妨害しようとしている。こうした対策は海中に放射性物質が拡散するのを防ぐのに適切な方法なのだろうか。

「いいえ、そんなことはありません。」

市民団体「原子力監視所」のステファン・ロム代表はFrance24の取材に対し、このように述べた。

「日本ではこれから数年のうちに癌にかかる人が爆発的に増加するでしょう。魚は日本食の基本です。何世代にもわたる人々が汚染された食品を摂取することになります。日本政府が一般への販売を許可している比較的少量の放射性物質に汚染された食品であっても、摂取すれば肝臓、胃、その他の内蔵に蓄積されます。そして年月の経過とともに深刻な健康被害を及ぼすのです。」

(抜粋、一部編集)

● 元の記事:「原発事故:高濃度放射線に汚染され続ける福島の魚」/テレビFrance24(8月21日)
(« Accident nucléaire : les poissons de Fukushima toujours hautement radioactifs », France24, 2013.08.21)
http://www.france24.com/fr/20130821-accident-nucleaire-fukushima-poissons-contamination

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コメント

フランス猫さん、いつもいい記事の翻訳、ありがとうございます!
また転載させていただきました。
よろしくお願いします。
http://www51.atwiki.jp/omotochikatatsuya/pages/498.html

大本さん

こちらこそ、お世話になっております。
まだ暑い日が続きますが、お体に気をつけてお過ごしください。

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