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2013年11月 8日 (金)

仏病院内で放射線被ばくを7年間放置:甲状腺がん治療用の経口放射性物質で病院関係者と新生児患者が被ばく 病院幹部は状況を知りつつ放置/テラ・エコ(11月7日)

2006年以来、フランスのマルセイユ市にあるティモーヌ病院の放射線医学診療科で使用された放射性物質は建物周辺を汚染し続けて来た。病院幹部はこうした状況を2010年以来把握していたが、現在まで対応を怠っていた。

「冒涜された気分です。何年もの間、病院は私たちをだましたのです。」

救急サービス部門で働くパスカルはこう述べる。救急サービスは地階の放射線医学診療科の真下にある。パスカルは去る9月に自分が働く診療科が規定の数値を上回る放射線にさらされていたことを初めて知ったのだった。

今回問題が指摘されたのは、甲状腺癌の患者に使用されるヨウ素131。患者が服用し、尿と共に排出された後、特定の排水路から地下に集められるしくみとなっていた。しかし排水路は小児救急医療科と救急サービス部門を横切っていた。明らかになった内部文書によると、放射線量が規定の9倍にまでのぼった月すらあった。もっとも放射能にさらされたのは、子どもと新生児用の受付として設置されていた集会室だった。

病院幹部は7年前からこの問題を知っていたが何も対応を行わなかった。病院の従業員は問題を知らされておらず、不当に被ばくを強いられた。

(抜粋、一部編集)

●元の記事「病院関係者と新生児が被ばく:仏マルセイユ病院で法律違反行為」
(« Personnel irradié, bébés exposés : les dérives d’un hôpital marseillais », Terra Eco, 2013.11.07)
http://www.terraeco.net/Personnel-irradie-bebes-exposes,51903.html

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コメント

こんにちは。
いつも貴重な記事有難うございます。
他の病院の放射線医学診療科ある所みんななんか問題があるようですね。
これどうやったら改善できるのかと思ってしまいました。

ユキさん

ご無沙汰しています。お元気でおすごしでしょうか。
コメントをありがとうございました。お返事が遅くなって申し訳有りません。
病院での過剰被ばくの問題につきましては、原発問題と同様、地味ですがいくつかの取り組みが始まっています。

<参考>高木学校「医療被ばく問題研究グループ」
http://takasas.main.jp/iryohibaku.html

日本ではまだ医療機関で被ばく量の周知を行っていない他、一年を通じた被ばく量の積算を知ることが困難な状況にあります。身近な問題として、Watchしてゆきたいと思います。

寒さが厳しくなっていますが、どうかお元気で御過ごしください。

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