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2013年12月23日 (月)

原発作業員の鬱病・労災認定は「医師の職業倫理への違反」? 電力会社の主張に各界より高まる批判/レクスプレス(12月18日)

12月18日、オルレアンの医師・倫理委員会は、原発作業員の重度鬱病症状を原発での業務が原因と診断したドミニーク・ウエズ医師、および同医師の診断を「医師の職業倫理に対する違反行為」として訴えているフランス電力公社(EDF)の下請け会社・オリス社の両方から意見を聞く公判を行った。診断を受けた原発作業員は現在オリス社に対し、モラル・ハラスメントの訴えを起こしている。この日、公判会場はウエズ医師の支援に集まった50名以上の産業医、労働組合関係者、原発に反対する市民たちで非常な混雑となった。

オリス社はウエズ医師が診断を受けた作業員に一度しか面会したことが無かったこと、同作業員がシノン原発への配属を、原発業務は危険であるとして退職を希望したことへの報復と見なしていた点を指摘、同医師の診断を根拠の無いものとして批判した。

これに対し職場での労働災害に関する専門家であるウエズ医師は、同作業員が救急室に担ぎ込まれた際に診察を行った事実を証言、

「この作業員は今にも空に倒れ込むところでした。」

と述べた。

精神科医で精神分析医のクリストフ・デジュー医師はウエズ医師について、仕事場における労働者の精神衛生に関する現状分析、情報共有、関係者への研修の実施において非常に重要な役割を果たしてきたと証言した。

ウエズ医師は又、今年の5月、原発作業員のカルテを見せるよう迫った電力会社に対し、職業倫理の観点から拒否を行ったことを明らかにした。委員会による最終判断は一ヶ月後に示される予定。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「倫理委員会からの諮問に直面する産業医」/レクスプレス(12月18日)
(« Un médecin du travail devant le Conseil de l’ordre », L’Express, 2013.12.18)
lentreprise.lexpress.fr/gestion-entreprise/un-medecin-du-travail-devant-le-conseil-de-l-ordre_44926

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