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2013年12月 8日 (日)

「都合の悪い真実」は「国家機密」:英国政府、米大規模スパイ報道を止めるためガーディアン紙に圧力―屈しない同紙に世界の報道機関がエール/ルモンド紙(12月3日)

原発以外の問題にも広く関係するテーマですが、重要な記事ですので掲載します。

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米国が世界で個人の通話・メールへの大規模な無断傍受を行っていた問題で、英国政府は12月3日、米国家安全保障局(NSA)のエドワード・スノーデン元職員より提供された情報を元に傍受の事実を公表した英ガーディアン紙のアラン・ルスブリッジャー編集長を議会に召喚、「報道により国家の安全を脅かした」として80分以上に及ぶ「尋問」に及んだ。

これに対しルスブリッジャー編集長は、「スノーデン元職員から提供された情報については内容を精査の上公表の問題が無いものに絞って報道を行っており、国家の安全を脅かしたことはない。」と反論を行った。

ルスブリッジャー編集長は又、議会での証言の中で、国民の利益になると思われる情報を記事にするにあたり、これをやめさせようとする英国政府からの強い圧力と嫌がらせの被害を受けている事実を明らかにした。


「(米国家安全保障局の右腕となって欧州市民の情報を傍受してきた)英国政府にとっては恥ずかしい事実かもしれません。しかし国家の安全を脅かすような内容は全く含まれていません。」


これまでに、世界で最も重要な報道機関と目されるワシントン・ポスト、ニューヨークタイムズ等がガーディアン紙と同様にスノーデン元職員から提供された情報を公表する決定を行っている。世界の13の主要報道機関はこの日、ガーディアン紙と報道の自由への支持を表明する公開書簡を発表した。

1974年に米国で起きたウォーターゲート事件(米国与党が野党関係者を盗聴、ニクソン大統領が辞任に追い込まれた事件)を報じたカール・ベルンスタイン記者はこのように指摘している。


「英国政府は米国家安全保障局によるスパイ問題を報道機関の問題にすり替えようとしています。」


喚問の途中、英国議会のキース・バズ委員長はルスブリッジャー編集長に対し、「君はこの国を愛しているのか」などと発言、メディア及びソーシャル・メディア上で大きな物議をかもしている。ルスブリッジャー編集長はバズ委員長に対し、


「私たちは愛国者です。愛国者が行うべきことの一つは、民主主義を守ること、そして私たち報道機関の報道の自由を守ることです。」


と反論。続けて次のように述べた。


「ガーディアン紙は政府の嫌がらせに屈しません。しかし(外部から指摘を受けるような)不注意な行動を取ることもありません。」


(抜粋、一部編集)

● 元の記事:「スノーデン問題:ガーディアン紙は政府の嫌がらせに屈しない」
(« Affaire Snowden : The Gardian ne se laissera pas intimider »,Le Monde, 2013.12.3)
http://www.lemonde.fr/europe/article/2013/12/03/affaire-snowden-the-guardian-ne-se-laissera-pas-intimider_3524830_3214.html

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