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2014年4月25日 (金)

原子力施設と癌:「原子力ムラと軍事産業ムラを怒らせる質問」と答え(その1)/テレビ「ヨーロッパ1」(4月22日)

仏アルビオンの核兵器生産工場で長年核ミサイルの生産にたずさわったフランス軍兵士たちは、放射能被ばくによって癌に冒された。テレビ「ヨーロッパ1」では4月22日の朝7時15分から「怒りを招く質問:フランス軍はアルビオン核兵器工場で働いた退役軍人の癌発生に責任があるか?」と題し、フランス国立公衆衛生研究所で「労働災害による癌の発生に関する科学的分析チーム」を指揮する医療社会学の専門家、アニー・テボード=モニー教授(パリ第13大学)を招き原子力施設における被ばく労働と癌発生の関係について話を聞いた。


「私たちには関係無い」兵器工場での癌患者発生を否定する政府

アナウンサー:「原子力を扱う施設で働くことと癌の発生には因果関係があるのでしょうか?イエスかノーかでお願いします。」

テボード=モニー教授:「もちろんあります。放射能に発がん性がある以上、原子力関連施設と癌の発生の関係には疑いありません。」


「でもそれは理論上そうだ、ということですよね。アルビオン核兵器生産工場に限らず、あなたは科学的なデータに基づいてそれを証明されたのですか?」

テボード=モニー教授:「2つの原子力施設の比較を例に挙げましょう。最初のケースは、ブレストの兵器庫で国との契約で雇われた労働者が25年間、放射能による被ばくについて全く何も知らせられずに核ミサイルの弾頭に触れる業務を行っていたケースです。彼等は癌を発症し、労務災害を認められました。防衛大臣も自らの責任を認め、決して許されない過ちを犯したと認めたのです。」


「しかしフランス軍はアルビオン核兵器工場での労働者被ばく問題については、こう言いました。『私たちじゃない。私たちには関係ない。』国のこうした対応に驚かれましたか?」

テボード=モニー教授:「ええ、とても!驚きました。なぜなら2つのケースは同じ原因によって同じ結果が生じたケースであると思われるからです。どちらの兵器工場の労働者も、各弾頭に触れる業務を行っていました。核弾頭を取り換えたり維持管理をしたり、全く同じタイプの業務を行っていたのです。(それなのに、一方については被ばくによる労災を認め、他方には認めないという対応には説明がつきません。)」

(その2に続く)

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「原子力施設と癌の関係は?」あなたもこれで全てが分かる/テレビ放送「ヨーロッパ1」(4月22日)
http://www.europe1.fr/MediaCenter/Emissions/Vous-allez-tout-comprendre/Videos/Un-lien-entre-cancers-et-sites-nucleaires-2099267/#

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