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2014年5月

2014年5月24日 (土)

チェルノブイリから25年:立ち入り禁止区域の奇妙な生き物たち/ベルギー紙「7日中7日」&仏フィガロ紙(5月12日)

ウクライナの町、チェルノブイリは1986年4月28日に起きた世界最悪の原子力惨事以降、不可解な謎と矛盾が繰り広げられる本物の「実験室」と化した。歴史的事故から25年を経た今日、生態系への事故の影響を把握するため科学者らが立ち入り禁止区域内の動植物についての調査を行った。

フィガロ紙による以下のドキュメンタリー(約3分)は私たちの心を揺さぶる事実を示している。


●フィガロ・マガジン「原子力:チェルノブイリ、その25年後」
(約3分、仏語ですが画像をどうぞ)
http://www.youtube.com/watch?v=gJ-XyP24ME0 
(Le Figaro Magazine “Nucléaire: Tchernobyl, 25 ans après”)


手つかずの自然界は、事故から長い年月がたった今も強力な放射線にさらされ続けていた。変形した蜘蛛の巣、内部の色が大きく変色した木々。特に苔類、キノコ類、及びその他の地衣植物(菌類と藻類が共存する植物群)からは非常に高い濃度の放射性物質が検出された。広葉樹林よりずっと放射線に敏感な針葉樹林は、枯れるか異形化していた。癌や奇形の発生により、鳥の数は半減していた。

科学者たちはセシウムやストロンチウムの危険がおさまるまでには数百年の年月が必要であると指摘する。プルトニウムに至っては24万年の月日が必要となる。2011年に同様の大惨事を経験した福島でも同様の現象が予想されている。

(一部編集)

● 元の記事:「チェルノブイリの奇妙な動物たち」/ベルギー紙「7日中7日」&仏フィガロ紙(5月12日)
(« Les étranges animaux de Tchernobyl », 7 sur 7 & Le Figaro Magazine)
http://www.7sur7.be/7s7/fr/2668/Especes-Menacees/article/detail/1883852/2014/05/12/Les-etranges-animaux-de-Tchernobyl.dhtml

2014年5月11日 (日)

チェルノブイリを含むウクライナの全原発、政情混乱で「完全無防備状態」に:銃火器や劣化ウラン爆弾による襲撃予告も/ロシア「リア・ノボスチ」(4月23日)

ロシアによるクリミア併合に続くウクライナ国内の政情混乱を受け、チェルノブイリを含む国内4基の原発全てが全く警備のなされない状態で放置されている。

「今の政治状況は国内全ての原発を危険にさらしています。どの原発も全く防御措置がなされていません。今起きていることは非常に危険です。一部の(親ロシア派)関係者らは銃火器で武装し劣化ウラン爆弾によるウクライナ政府への襲撃を予告しています。」

4月23日、「連合、チェルノブイリ、ウクライナ」党のイオウリ・アンドレイエフ代表はこのように指摘した。アンドレイエフ代表によると、今年1月にはウクライナのエネルギー大臣が棒で武装した賊に襲撃されている。

「指揮系統をつかさどるコントロール・パネルを数回棒で叩きのめすだけで国中の原発で事故が起きます。国内の暴力沙汰を一刻も早く止めなければ、とんでもないことになります。」

アンドレイエフ代表はこのように近い将来起こりうる危険を警告している。

(抜粋、一部編集)

● 元の記事:「ウクライナ:原発の安全防御態勢が危機に」
(« Ukraine : la sécurité des sites nucléaires menacée », Ria Novosti, 2014.04.23)
http://fr.ria.ru/world/20140423/201047976.html

2014年5月 3日 (土)

「原発はいらない」ロシアで地元住民が勝利:ロシア・カリニングラード原発の建設計画、白紙撤回へ/地球の友・フランス(4月24日)

ロシア政府は4月24日、住民の強い反対運動に直面していたカリニングラード原発の建設計画を白紙撤回した。国際環境NGO「地球の友」は昨年、フランスのメガバンク「ソシエテ・ジェネラル」に対し同計画への融資をやめるよう抗議行動を実施、今回の白紙撤回に向けた支援を行っていた。関係者は今回の中止宣言を歓迎しつつも、フランス国内の銀行が原発関連分野への融資を行わないよう今後も警戒を続ける意向。


   「原発銀行はノー・サンキュー!」
   「カリニングラードを第二のチェルノブイリにするな」
   のメッセージを掲げ、放射線防護用のつなぎ服とマスク姿でソシエテ・ジェネラル銀行に抗議する市民(画像)
   http://www.amisdelaterre.org/Victoire-Le-projet-de-centrale.html


カリニングラード原発の建設計画については、環境影響評価が短期間で実施され内容が不十分である他、原発事故などの緊急事態発生時や廃炉時の対応策が策定されていない問題が指摘されていた。また、原発の稼働で発生する放射性廃棄物の処理についての対策が決まっておらず、計画をめぐる癒着・汚職や計画に反対する地元住民への嫌がらせによる人権侵害、そして何より原発の必要性が無いことが問題となっていた。

(抜粋、一部編集)

● 元の記事:「勝った!カリニングラード原発の建設計画、白紙撤回へ」/地球の友・フランス(4月24日)

(« Victoire! Le projet de centrale nucléaire à Kaliningrad est enterré », Les Amis de la Terre, 2014.04.24)
http://www.amisdelaterre.org/Victoire-Le-projet-de-centrale.html

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