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2014年6月12日 (木)

仏オランド大統領は安倍首相への「もんじゅ」再稼働要求をやめよ/原発をやめる会フランス(5月2日)

安倍首相がフランスを訪問するのに合わせ、フランスのオランド大統領は安倍首相に対し高速原子炉「もんじゅ」の再稼働を要求した。両国は合意協定に調印の予定(現時点では調印済み)。

オランド大統領による要求の背景には、フランス原子力庁(CEA)が開発中の新型原子炉ASTRID(高速中性子炉)の実用化に向けた再処理核燃料試験を「もんじゅ」で実施したい、という思惑がある。

<参考> 新型原子炉ASTRIDと「もんじゅ」の関係は?
経済産業省が2013年に作成した広報パンフ「将来のための有用な技術」
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2014/02/25/1344598_13_1.pdf 

しかし「もんじゅ」の再稼働と新型原子炉ASTRIDの開発継続は、日本人のみならずフランス国民にとっても環境破壊と国費の浪費という壊滅的なダメージを引き起こすことが予想される。過去にフランス政府が開発に失敗した「新型原子炉フェニックス」は120億ユーロ(約1.7兆円)の国家予算が費やされたが200日しか稼働しなかった。フランス政府は財政立て直しを理由に増税や行政サービスのカットで国民に厳しい犠牲を強いる一方で、議会の承認も得ずにASTRID開発に巨額の予算を投入しこうした方針を既成事実化しようとしている。これは原子力の使用削減を含め今後議論が予定されている新たな「国家エネルギー転換政策」の策定手続きにも逆行するものだ。

「原発をやめる会」はこれを受け、オランド大統領と安倍首相によるもんじゅ再稼働協定への署名に反対するよう国会議員への呼びかけを行っている。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「安倍晋三首相のフランス訪問:『原子力をやめる会』は日本人のみならずフランス人にとっても言語道断の協定を非難」/原発をやめる会フランス(5月2日)

(« Visite de Shinzo Abe en France : le Réseau “Sortir du nucléaire“ dénonce un projet d’accord scandaleux pour les Français comme pour les Japonais », Sortir du nucléaire, 2014.05)
http://www.sortirdunucleaire.org/article32849

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