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2015年5月

2015年5月22日 (金)

崩壊するアレバ社:フランス政府、解体案に着手/ルモンド紙(5月20日)

フランス原子力業界を代表するアレバ社(注:仏政府が株の87%を所有)は2014年度に48億ユーロ(約6500億円)もの巨大損失を計上。解体に向けた協議が一気に加速している。

巨大赤字の背景には、ドイツで8基、日本で50基の原子炉が停止するなど、原子力への需要が大きく低下していることに加え、原子力発電の原料となるウラン価格が1ポンド(約450グラム)40ドル(約7500円)まで低下している現状がある。

アレバ社の経営立て直しに向け、フランス政府と産業界は同社の分割・買収案の検討に入った。フランス最大の電力会社、フランス電力公社(EDF)はアレバ社の原子炉製造・維持管理部門の買収に強い関心を表明。アレバ社は分社に抵抗を示しているが、フランス政府の幹部らは6月3日、同社の将来について協議を行う予定。

(抜粋、一部編集)

● 元の記事:「アレバ社の解体が進行中」/ルモンド紙(5月20日)
« Le démantèlement d’Areva est en marche », Le Monde, 2015.05.20

2015年5月12日 (火)

アレバ社からニジェール大統領(元アレバ幹部)へ飛行機の贈り物/フランス原子力監視団(3月9日)

西アフリカの国ニジェールは本当に「独立国」なのか?アレバ社の支配は続いている。

去る3月3日、パリ高等裁判所はアレバ社に対し、同社がニジェールのイスフ大統領に新しい専用飛行機購入費用3500万ユーロを「寄付」していたことを指摘したフランス原子力監視団を「名誉棄損」で訴えた件に関し、アレバ社の訴えを棄却した。イスフ大統領は、元アレバ社の幹部。アレバ社はニジェール政府とウランの売却価格を交渉中に「寄付」を行っていた。アレバ社が従来通り安い価格でウランを買い占められるよう交渉を有利に進めるために行った「汚職行為」と原子力監視団は指摘している。

(抜粋、一部編集)

(注)アレバ社によるニジェールでの汚職問題については、BBCをはじめ主要メディアで取り上げられているが、フランス国内のメディアでの扱いは少ないと原子力監視団は指摘している。

●元の記事「ニジェールでの汚職問題: 自滅の道を行くアレバ社」/フランス原子力監視団(3月9日)
http://observ.nucleaire.free.fr/corruption-areva-s-enfonce.htm

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