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土壌の汚染

2015年8月20日 (木)

天津の重度汚染地帯: グリーンピース、ドローンで被害状況を撮影(ルモンド紙、8月20日)

中国の天津市で大量の猛毒化学物質による大爆発と重度の化学汚染が発生してから2日が経過した8月14日、国際環境NGOグリーンピースはドローンを使い重度汚染地域の状況を空から撮影した。ルモンド紙に掲載された約4分の動画をお知らせします。(冒頭のCMはスキップしてください。)  福島でのあの日を思い出させる光景が、私たちの隣国にも広がっています。


http://www.lemonde.fr/planete/video/2015/08/20/tianjin-greenpeace-filme-l-ampleur-des-degats-avec-un-drone_4731518_3244.html


●元の記事: 「天津:グリーンピース、ドローンで被害の状況を撮影」/ルモンド紙(8月20日)

"Tianjin: Greenpeace filme l'ampleur des dégâts avec un drone", Le Monde, 2015.08.20

2014年1月 1日 (水)

「福島、失われた故郷:汚染された土地への不可能な帰還」ルモンド紙/12月20日

明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

昨年末、ルモンド紙で原子力問題を専門に扱うピエール・ル・イール記者が来日し、福島第一原発での事故収拾現場および原発事故の影響に苦しむ福島県周辺地域を重点的に取材しました。今日はル・イール記者による特派員記事の一つを御紹介します。
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福島県のあちこちでおかしな「キノコ」が出現している。道のわき、畑の真ん中、学校の校庭にまで「キノコ」は広がる。この「キノコ」― 日本人が「大袋」と呼ぶ巨大な青や黒のビニール袋 ― には土や木の葉や木の枝や建物の残骸が詰められ、たいがい吹きさらしのまま戸外に置かれている。

「キノコ」とは、2011年3月に起きた原発事故によるセシウム134と137にさらされた全ての雑多な廃棄物を指している。「大袋」にはそれぞれ1トンの低・中度放射性廃棄物が詰め込まれ、およそ数百万、何千にものぼる大袋が県内にある仮の廃棄物置き場に置かれている。そしてこれら大量の放射性廃棄物は今日、自治体、近所の住民、そして家族の間にすら不和を引き起こし、人々の生活を深く引き裂いている。

「最初は皆、中間貯蔵庫を自分の住む町に作る話を聞きたがりませんでした。でもしばらくして、除染をやるには避けて通れない道だと理解したのです。」

伊達市の仁志田昇司市長は述べる。柿の名産地として全国に知られる伊達市は今季柿の出荷再開がかなったものの、その出荷量は原発事故の前の十分の一にとどまっている。

同市では2013年末までの除染完了を予定しているが、多くの汚染地域では除染は進んでいない。村民全員が退去した飯館村では、除染作業は始まったばかりだ。そして村を放射線量によって分断する3つのゾーンは東京電力からの補償額の差を生み出し、村内での格差と不幸を生み出している。地元関係者によると、福島原発に最も近い地域からの避難者には100万円が支払われるのに対し、少し離れた地域では8万円、それ以外の地域では全く補償がなされていない。

このような状況で、失われた土地を取り戻す作業は困難を極めている。福島第一原発近郊のレッド・ゾーン320平方キロメートルからは全く人の姿が消え去り、今後数十年間の間回復される見込みは立っていない。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「福島における汚染された土地への不可能な帰還」ルモンド紙/12月20日
(« A Fukushima, l’impossible retour en terre contaminée », Le Monde, 2013.12.20)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/12/20/a-fukushima-l-impossible-retour-en-terre-contaminee_4337955_3244.html

2013年6月18日 (火)

福島原発事故から2年:終わらない放射能被害と高まる怒りの声/リベラシオン紙(5月31日、アルノー・ヴォルラン東京特派員)

男の怒りは抑えられていた。しかし消えてはいなかった。

白く塗られた質素な事務所の奥で、「なのはな生協」の岩崎秀人(ひでと)専務理事は東京電力の見下した扱いに、決して屈してはいなかった。千葉にあるこの小さな農業組合は、東京電力が以前約束したとおり福島原発事故の被害に対する補償を全うすることを求めて、この巨大企業に裁判を挑んだ。

<参考>「東京電力、生協の賠償請求を拒否」(「電気代不払いプロジェクト」2012年10月4日)
http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20121004/1349333432 

2011年3月に起きた福島原発事故の後、なのはな生協は全11,500名の組合員のうち160名を失った。消費者の信頼は蝕まれ、40年間共に事業を築いてきた千葉、茨城、福島の何十もの有機農家の生活は破壊された。

5月10日に開かれた公判は短かった。東京電力の弁護士は、なのはな生協からの客離れと売り上げ減少が始まったのは、原発事故が起きる前からのことだと主張した。この主張は、なのはな生協の組合員たちの怒りを更に深いものにした。

なのはな生協は最初から東京電力を訴えることを考えていた訳ではなかった。なのはな生協は2012年、原発事故発生後に生産した農作物について実施した放射能検査にかかった費用538万円の損害賠償を東京電力から勝ち取った。しかし東京電力が第二回目の賠償金支払いを拒否した時、なのはな生協は司法による救済を求めることを考えなければならなくなった。岩崎専務は述べる。

「一年前、東京電力は、私たちが実施している検査はもう必要無いと言ってきました。もっと安全な西日本の農家からの野菜を仕入れれば良いと言ったのです。私たちにとってこのような考え方は欺瞞としか思えませんでした。人を馬鹿にした、とうてい受け入れることのできない主張でした。」

この問題に関するリベラシオン紙からの取材に対し、東京電力は裁判についての発言は差し控えたいと回答した。

東京電力は毎日新たな損害賠償請求に見舞われている。同社は賠償に対応するため日本政府に新たに6千億円の追加融資を要請した。震災後に日本の救急隊支援に駆けつけた百人余りの米軍兵士らは、東京電力が放射能被ばくの危険性を偽ったとしてカリフォルニア裁判所に20億ドル(約2千億円)の損害賠償を求めている。なのはな生協が求めているのは、原発事故の被害を賠償し放射能検査の費用を払い戻すための2290万円に過ぎない。

この「人間が生み出した大惨事」における数々の問題を貫くのは、誰が責任を取るのか、という問いである。東京電力に対する株主訴訟を起こした木村結(ゆい)は、東京電力の幹部に対し原発事故の被害者への補償と真実を語ることを求めている。

(抜粋、一部編集)

●元の記事:「福島原発事故から2年、訴訟の圧力に倒れこむ東京電力」/アルノー・ヴォルラン特派員、リベラシオン紙(5月31日)
("Deux ans après Fukushima, Tepco croule sous les procès », Libération, 2013.05.31)
http://www.liberation.fr/economie/2013/05/31/deux-ans-apres-fukushima-tepco-croule-sous-les-proces_907343

2013年3月14日 (木)

毎時一千万ベクレルの放射能が降る国で―大手ゼネコンの懐に消える1.5兆円の「除染費用」/ルモンド紙(3月12日)

【御詫びと訂正】当初の記載にありました「青木仁志環境大臣」は「環境省の青木仁氏」の間違いです。御詫びして訂正致します。大変申し訳ありませんでした。(3月17日)

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福島原発事故から2年が経つ今日、巨額予算を伴う除染事業は当初予定の15%しか完了していない。今年の一月時点での計測によれば、福島原発第一・第二・第三号機から排出されるセシウム134・137の合計は今も毎時一千万ベクレルにのぼる。これは、原子力の専門家が「深刻な放射線レベル」と指摘するレベルの量である。大量の放射性物質が今現在も大気へと吐き出される中で、除染の意義を疑問視する声すらある。

2011年3月11 日に悲惨な原発事故の災禍に見舞われた福島県では、除染で剥ぎ取られた土を詰めた青い大きなビニール袋があちこちで目につく。学校の校庭、家の庭、田んぼの片隅。。。青いビニール袋はそこここの場所を占領している。本来、除染で出された汚染土や汚染された木の枝を入れたビニール袋は放射性廃棄物用の貯蔵庫に一時保管されることになっている。

「問題は、誰も自分が住む地域に貯蔵庫を建設してほしくないと考えていることです。」

環境省の青木仁氏は述べる。

行き場の無い青いビニール袋は、しばしばビニールシート一枚で覆われただけで監視のないまま放置される。

今年初め、朝日新聞は除染で集めた汚染された木の枝を除染作業員たちが川に捨てていたことを指摘した。家屋を除染した際に出た放射性の汚染水がそのまま周囲に流されたこともある。除染をこう呼ぶ人がいる。

単なる「汚染の移動」、と。

除染事業には今後2014年7月まで1.45兆円の予算がつけられている。この巨大な公共事業は大手建設業者を惹き付けた。清水建設や竹中工務店といった大企業が続々と国や自治体の除染業務を請け負っている。しかし大手ゼネコンのみが事業を請け負っている現状に、企業選定過程の不透明性を指摘する声もある。入札に参加した外国企業のうち、最終的に除染業務を受注したものは一社も無い。

除染という巨大な公共事業は、結果を伴わない形で今日も続けられている。

(抜粋、一部編集)

● 元の記事:「福島における不器用な除染作業」ルモンド紙(3月12日)
(« A Fukushima, une laborieuse décontamination », Le Monde, 2013.03.12)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/03/11/a-fukushima-une-laborieuse-decontamination_1846051_3244.html

2012年12月 7日 (金)

「除染後も高線量」「多くの市民、今も重度汚染地域に」/CRIIRAD研究所(12月5日)

政府機関から独立し放射線防御に関する研究及び情報発信を行っているフランスのCRIIRAD研究所は12月5日、「福島第一原発事故のその後:今も外部被ばくの健康被害の危険にさらされ続ける何十万もの日本市民」と題したプレスリリースと現状報告書を発表しました。今日はその中の一部を御紹介します。

尚、ここで取り上げているのはごく一部の抜粋です。御興味のある方で英語をお読みになる方は、是非英語版プレスリリースを御覧ください。

●プレスリリース 英語版
http://www.criirad.org/actualites/dossier2012/fukushima/12-11-05CRIIRADENG.pdf 


1.福島県福島市および伊達市小国地区における汚染状況(2012年6月の測定結果)

CRIIRAD研究所と福島にある「市民放射能測定所」は2012年6月、福島県内の2カ所で放射線量の計測を行った。

この地域の地表には、一平方メートルあたり何十万ベクレルにものぼるセシウム134とセシウム137が蓄積していた。たとえば福島市渡利地区では、一平方メートルあたり70万ベクレルを検出した。

福島原発から60~65キロメートルの距離にある福島市内では、戸外の地表1メートルの高さでどこも通常の3倍から10倍以上の放射線量を計測した。福島市の市中心部にあるCRIIRAD研究所関係者が宿泊したホテルの正面部分では、毎時0.84マイクロシーベルトの放射線量を検出。福島市内で最も汚染が深刻な地域の一つである渡利地区の個人宅にある庭や駐車場でも毎時0.8マイクロシーベルト以上の高放射線量を記録した。

放射能に汚染された地表から発せられる放射線は、建物の内部ですら検出された。ホテルの6階にある部屋の中でも、部屋の中心部から窓に向かって移動すると放射線量の数値が70%も上昇した。

渡利地区では地階にある飲食店のテーブルの上ですら毎時0.27マイクロシーベルトを記録した。我々が出会った渡利の住民たちは、汚染地域の外に避難したり除染を行うにあたっての支援を、日本政府から全く受けることができないでいた。

農村部にある伊達市の小国地区(福島市の東方10キロ、福島原発の北西方向55キロ)では非常に多くの地点で毎時1マイクロシーベルトを超える放射線量が検出された。こうした地点には、「市民放射能測定所」の近くにあるショッピングセンターの近隣や一般住宅の近隣地域が含まれる。


2.不十分な除染作業

CRIIRAD研究所による小国地区での放射線量の測定結果によると、2011年8月には毎時2.5〜3ミリシーベルトの放射線量が記録された個人宅では、同年の10月から12月にかけて除染が実施された後も高い放射線量が検出された。2012年6月時点の測定では家屋の近隣で毎時0.37〜0.98ミリシーベルトを検出、屋内でも毎時0.3〜0.56ミリシーベルトを記録した。地表は剥ぎ取られ、丘の木々の枝は祓われたが、放射線量は安全なレベルにまでは下がっていない。

この世帯の場合、除染が行われたにもかかわらず、放射能による環境汚染によってこうむる外部被ばく量は2012年の間だけで1.8〜6ミリシーベルトにものぼる。この数値は、これまでに行なわれた除染がいかに不十分であるかを示している。

福島県及びその他の地域では多くの人々が今も年間1ミリシーベルトを上回る放射線量を長期にわたり浴びながら暮らさなければならない状況に置かれている。その中には福島のような大都市も含まれている。汚染地域に住み続ければ、将来癌を含む様々な疾病にかかる危険性が上昇する。したがって、これらの住民たちが汚染地域から汚染されていない地域へと退避できるよう、支援が必要である。汚染地域に住み放射能汚染の被害を受けている人々を支援するために、金銭面での支援、住宅の供給などを含めた国家戦略の策定が求められている。

(抜粋・一部編集)

●CRIIRAD研究所による12月5日付プレスリリース関連リンク
http://www.criirad.org/actualites/dossier2012/fukushima/5dec2012.html 

プレスリリース 仏語版
http://www.criirad.org/actualites/dossier2012/fukushima/12-11-05CRIIRADF.pdf 

プレスリリース 英語版
http://www.criirad.org/actualites/dossier2012/fukushima/12-11-05CRIIRADENG.pdf

2012年3月22日 (木)

日本近海の放射能汚染、続く(地図&動画)/ASR(3月18日)

自然環境調査の専門家集団、ASRは3月18日、福島原発事故から1年が経った今月時点での日本近海の放射能汚染の状況を、綿密な科学データに基づいた地図とシュミレーション動画で発表しました。

●今月時点での放射能による海の汚染状況(地図)
http://blog.surf-prevention.com/wp-content/uploads/2012/03/fukushima-ocean-radioactivite.jpg

●福島原発事故発生から現在までの汚染の拡大状況(Youtubeによる動画)
http://www.youtube.com/watch?v=7eh4nBVJTsw

<ASRによる解説>
福島原発事故の発生から1年が経つが、海洋生物体系には今だに大きな影響が見られる。このシュミレーション地図(注)は、2012年3月時点での放射能汚染水による海の汚染状況を示している。

事故が起きた当時に福島原発の近海にいた魚の幼生、海藻、植物性プランクトン、動物性プランクトンなどのその後の動きを 統計モデルを用いて追跡し、データとして分析し反映させている。海の中の食物連鎖を経て放射性物質が蓄積され移動してゆく様子についても、コンピューターを用いシュミレーションを行った上で反映させた。また、福島原発事故が発生してから2ヶ月の間、放射性の塵が空気中に絶え間なく排出されたことも考慮に入れられている。世界を巡る日々の海流の変化についても、そのデータを反映させた。

(注)これはシュミレーションであり、放射性物質の濃度に関する実測ではない。東京電力が日本政府による認可基準を上回る100ベクレル/cm3の放射性ヨウ素131を2011年4月に陸上で検出しているのにもかかわらず、海に放出された汚染水の正確な量や核種の種類については公表されていない。従って、正確な計測を行うことは不可能となっている。

(抜粋、一部編集)

●出典 ASR http://www.asrltd.com/japan/plume.php (英語です)

●参考 Surf Préventionによる記事 (“Carte de l’impact de la radioactivité sur l’océan après Fukushima”, Surf Prévention, 2012.03.18)
http://blog.surf-prevention.com/2012/03/16/carte-de-limpact-de-la-radioactivite-sur-locean-apres-fukushima/ (フランス語です)

2011年12月22日 (木)

秋の落ち葉で深まるセシウム汚染/ビュルタン・エレクトロニック(12月16日)

日本原子力研究開発機構(JAEA)天野治氏の警告によれば、福島県南部の森林地帯では、放射性セシウム137による汚染濃度が気がかりなレベルにまで上昇している。汚染濃度は6月以降下がり続けていたが、この一ヵ月間は進展が見られない。

森林地帯における放射線汚染濃度が上昇したのは、雨が降り、樹木の木の葉が落ちた後のことだった。樹木を汚染した放射性セシウムは、木の葉に吸収された後に秋の落ち葉となって地面に落ち、土壌の汚染を広げたのである。

「木の葉が地面に落ち始めると、森林地帯の中ではマスクが必要になります」

と天野氏は述べる。こうした汚染は森林地帯にとどまらない。山や樹木から流水がそそぐ都市部もまた、汚染されている。

神戸大学大学院海事科学研究科の山内知也教授(放射線物理、放射線計測)によれば、福島市もまたその被害をこうむっている。6月には1平方メートルあたり93万1千ベクレルだった汚染濃度が、9月には、福島市渡利地区に位置する家屋の軒下で1平方メートルあたり479万4千ベクレルにまで上昇した。森林地帯が福島市の近くに位置するために、汚染はさらに拡大したのである。

福島市から70キロ離れた南相馬市の沿岸でも同じ現象が観測されている。南相馬では、現地の建設業者が周辺の山間部から流れ込む流水の放射線量が上がっていることに気づいた。

他方、南相馬市の異なる地点で観測された放射線量は、6月には毎時2.4から4.5マイクロシーベルトの間を示していたが、11月には毎時1.5から3マイクロシーベルトに推移した。これらの値は自然界に存在する放射線量の範囲にとどまっていることから、それほど深刻ではない。しかし数値が減少していない点については懸念が残る。しかし、小学校の近隣地域など幾つかの地点では放射線量が毎時20マイクロシーベルトを上回っており、深刻なレベルに達している。

(一部編集)

(« Fukushima : la contamination des forêts atteint un niveau critique », Bulletin Electroniques, 2011.12.16)
http://www.bulletins-electroniques.com/actualites/68548.htm

2011年9月20日 (火)

参考:東北・関東一帯におけるセシウム汚染の状況/日本原子力研究開発機構(9月6日)

9月6日に日本原子力研究開発機構より発表された「福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算ー世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシュミレーション」を、ご参考までに載せておきます。なお、4ページ目に5月1日現在の東北から関東にかけての汚染予想地図が掲載されています。その後も大気中への放射性物質の放出が続いていたことを考えると、実際にはこれ以上の汚染度である可能性があります。

福島原発事故の発生から6ヶ月が経った時点で、やっと福島周辺だけではなく関東・東北一円の状況が分かる情報が公表され始めました。


(独)日本原子力研究開発機構
「福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算ー世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシュミレーション」平成23年9月6日

http://nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf

2011年9月 5日 (月)

福島の農民、大沢さんの畑から〜畑の農生産物の汚染度と自分の被曝量を知ることができません/ドイツZDF・上杉隆(8月9日)

ジャーナリスト上杉隆さんのブログで紹介されました。

「8月9日に放送された第2ドイツテレビ「ZDF」の「フロンタール21」シリーズ福島原発事故報道の日本語字幕付き動画の紹介です。」

もうご覧になった方も多いかと思いますが、重要な内容だと思いますので掲載します。

http://uesugitakashi.com/?p=964

ブログVarious Topicsでも紹介されました。
http://afternoon-tea-club.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/09/post_0c7c.html

農家が自らの生産物や畑の汚染状況、自らの被曝の度合いすら簡単に知ることができない環境に置かれていること。原発事故発生から5ヶ月が過ぎ、福島県内ですら以前の汚染に注意しない生活習慣に戻ってしまった人が多く、今後は汚染食品による内部被曝が懸念されること。などが描かれています。

チェルノブイリ事故の後も、しばらくすると汚染を避けるための制約の多い生活をやめて元の生活に戻り、汚染食品から高い被曝を受けて健康被害を受けた人のケースが多くありました。制約のある生活は苦しいものです。しかし、汚染された大地はもう元には戻りません。チェルノブイリと同じことが今、私たちの国で起きています。

2011年8月 4日 (木)

「国会は福島の子どもたちを守れ」なぜ政府は土壌と食品の放射能汚染を最新機器で計測し除染しないのか?/児玉龍彦(7月27日)

南相馬市で除染に取り組む、東京大学アイソトープ総合研究所の児玉龍彦所長による衆議院厚生労働委員会への証言。既にご覧になった方も多いかと思いますが(それに仏語ではなく日本語なのですが)重要な動画ですので改めて御紹介します。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=DcDs4woeplI

より以前の記事一覧